【感想】劇場版「鬼滅の刃」無限城編 三部作の第一部、『猗窩座再来』を早速観てきました!

試してよかった!体験レビュー

ついに、ついにこの時が来ました!劇場版「鬼滅の刃」無限城編 三部作の第一部、『猗窩座再来』を早速観てきました!

【感想】鬼滅の刃 無限城編『猗窩座再来』|圧巻の映像美と戦闘シーンがヤバい!

 

連休明けにも関わらず、劇場はすごい熱気。

老若男女問わず多くのファンが詰めかけていて、改めて「鬼滅の刃」という作品の持つ引力を肌で感じましたね。柱稽古編のラスト、あの絶望的な瞬間からどう繋がるのか、固唾を飲んでスクリーンを見つめていました。

 

先に結論:これは絶対に劇場で観るべき作品!

  • 異次元の作画クオリティで描かれる無限城のギミック。
  • 魂を揺さぶる柱たちの死闘、特に猗窩座戦の壮絶さ。
  • 原作ファンも納得の丁寧な心理描写とエピソードの再構成。

無限列車編の感動を遥かに超える、最高の映像体験が待っていました。

この記事では、無限城編の圧倒的な魅力と、実際に観て感じた興奮をレビューしていきます!

🎬 劇場版「鬼滅の刃」無限城編『猗窩座再来』作品情報

公開日 2025年7月18日(金)
上映時間 155分
原作 吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督 外崎春雄
アニメーション制作 ufotable

※入場者特典の「描き下ろしA5アートボード」「特製ポストカード」は、残念ながら私の行った劇場では配布終了していました…。これから観に行く方は、早めの来場をおすすめします!

🌀 圧巻の映像美!生きて動く「無限城」という名の迷宮

まず語らなければならないのは、この映画のもう一人の主役とも言える「無限城」そのものの映像クオリティです。アニメ版でもその片鱗は描かれていましたが、劇場版ではレベルが違いました。

鳴女が琵琶を弾くたびに、空間がねじれ、反転し、落下する。あの目まぐるしい空間の変化が、劇場の巨大スクリーンと音響で再現されると、もはやアトラクションに乗っているかのような没入感。三半規管が揺さぶられるような感覚に、思わず座席の肘掛けを握りしめてしまいました。

ufotableの精緻な3DCGと手描き作画の融合が、無限城の持つ「和風でありながら異次元」という独特の雰囲気を完璧に表現しています。障子や襖、灯篭といった和のモチーフが、物理法則を無視して組み変わっていく様は、まさに悪夢的でありながら、同時に一種の様式美すら感じさせました。

⚔️ 魂の激突!スクリーンで観るべき三大戦闘シーン

今回の『猗窩座再来』は、その名の通り上弦の鬼との壮絶な戦いが中心。特に心に残った3つの戦闘シーンを振り返ります。

① 冨岡義勇&竈門炭治郎 vs 猗窩座

煉獄さんの仇である猗窩座と、炭治郎、そして義勇の共闘は、とにかく「熱い」の一言。

そして、猗窩座の過去。なぜ彼が強さを求めるのか、その根源が描かれることで、単なる「敵」ではない、一人の人間としての猗窩座の苦悩が胸に迫ります。技の応酬だけでなく、互いの信念がぶつかり合う、まさに「死闘」でした。

② 胡蝶しのぶ vs 童磨

静かな怒りをたたえたしのぶさんと、常に笑顔を絶やさない童磨の対比が恐ろしくも美しい戦いでした。童磨が繰り出す氷の技は、美しくも絶対的なまでの冷酷さを感じさせ、対するしのぶさんの蟲の呼吸の舞は、命を賭した執念そのもの。姉カナエの仇を前に、己の非力さを嘆きながらも、全てを懸けて策を巡らせるしのぶさんの姿は必見でした。

③ 我妻善逸 vs 獪岳

「善逸、カッコよすぎだろ…!」と心の中で叫んだファンは私だけではないはず。

兄弟子である獪岳との戦いは、善逸の成長が凝縮された名シーンです。普段の泣き虫な姿はそこにはなく、ただ静かに、そして一瞬の閃光のように技を放つ姿は鳥肌もの。

📝 まとめ:これは新たな伝説の始まり

155分という長さを全く感じさせない、濃密な映像体験でした。無限列車編が「感動」の物語だとすれば、今回の無限城編は「壮絶」な物語の幕開けです。

鬼殺隊と上弦の鬼、それぞれの過去と信念が交錯し、ただの勧善懲悪ではない、鬼滅の刃という作品の持つ物語の深さを改めて感じさせてくれます。

この圧倒的な映像美と音響、そして魂を揺さぶる激闘は、配信やBlu-rayを待たずに、ぜひ劇場の大スクリーンで体験してほしい。心からそう思える傑作でした。

興行収入もすさまじい勢いとのことなので、きっとロングラン上映になるはず。まだ観ていない方も、もう一度あの感動を味わいたい方も、ぜひ劇場へ足を運んでみてください!

原作で感動をもう一度!

映画の興奮が冷めやらないうちに、原作漫画で無限城の戦いを読み返してみませんか?映画では描ききれなかった細かな心理描写や伏線を発見できるはずです。気になる方はぜひ原作も読んでみましょう。

 

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