【Su-Pen革命】愛用のタッチペンが4年で崩壊…でもaibowの軸で完全復活させた話
「お気に入りのタッチペンが、ある日突然使えなくなったら…?」
この記事は、長年連れ添った愛用のタッチペン「Su-Pen」が経年劣化でボロボロになり、絶望の淵に立たされた私が、Amazonで見つけた安価な「aibowタッチペン」の軸と組み合わせることで、奇跡の復活を遂げた全記録です。
もしあなたが、
- ✅ Su-Penの書き味は好きだけど、本体価格が高い…と感じている
- ✅ ペン先の替え芯だけが余っている
- ✅ 愛用のペンが壊れてしまい、代替品を探している
なら、この記事はあなたのためのものです。この「合わせ技」で、あなたもお得に最高の執筆環境を取り戻せるかもしれません!
4年間の相棒「Su-Pen」との出会いと、突然の別れ
すべては、1本のタッチペンから始まりました。私が4年以上にわたって、まるで自分の指の一部のように使い込んできたタッチペン、それが「Su-Pen(スーペン)」です。
Su-Penとは? なぜ私はこれを選んだのか
Su-Penは、その名の通り「スイスイ書けるペン」として、多くのスマートフォン・タブレットユーザーから絶大な支持を得ている製品です。特に、ペン先に使われている特殊な導電性繊維は、他のゴム製やディスクタイプのペン先とは一線を画す、驚くほど滑らかな書き心地を実現しています。
🤔
私の愛用モデルはこれ!
私が使っていたのは「Su-Pen ゲーマーズモデル P201S-ABSMB」。ゲームプレイに特化したモデルで、少し短めの軸が絶妙な取り回しの良さを生み出します。これに組み合わせるペン先は「Su-Pen 交換用ミニペン先2個セット R201S-2」。この組み合わせが、私の鉄板でした。
そして、タッチペン選びで最も重要なのが、スクリーンに貼った保護フィルムとの相性です。私が愛用していたのは、信頼と実績のNIMASO製ガラスフィルム。この「Su-Pen × NIMASOガラスフィルム」の組み合わせは、まさに黄金コンビ。まるで紙に書いているかのような、ストレスのない完璧な操作感を提供してくれていたのです。
経年劣化という名の悲劇…ボロボロになった愛用のペン
しかし、永遠に続くと思っていた蜜月関係は、4年という歳月を経て、静かに終わりを告げようとしていました。ペン先は定期的に交換し、延命治療を続けてきたものの、ついにペンの「軸」そのものが限界を迎えてしまったのです。
- 塗装の剥離: 毎日握りしめていた部分の塗装は見る影もなく剥げ落ち、地の金属が剥き出しに。
- 謎のベタつき: 剥げた部分から何かが溶け出しているのか、常に少しベタつくように…。
- 錆の匂い: そして決定的だったのが、手に染み付く金属の錆びたような匂い。ペンを置いた後、石鹸で手を洗わないと取れないほどの強烈なものでした。
「もう、これは限界だ…」
そう感じずにはいられませんでした。しかし、新品のSu-Penは決して安くはありません。ペン先はまだ使えるのに、軸のためだけに数千円を出すのは、正直ためらわれました。ここから、私の長い長いタッチペン探しの旅が始まったのです。
Su-Penロスと代替品探しの迷走
Su-Penの書き味を知ってしまった体には、もう他の安価なペンでは満足できません。かといって、新品を買う決断もできない。私は「Su-Penロス」に陥りながら、なんとか安価にこの状況を打破できないかと、試行錯誤を始めました。
①:鉛筆ホルダーで延命作戦!…そして挫折
最初に試したのは、家に転がっていた「鉛筆用の補助軸(ホルダー)」でした。短くなった鉛筆を最後まで使い切るための、あの文房具です。
Su-Penのペン先ユニットを外し、このホルダーに差し込んでみると…なんと、奇跡的にフィット!「これで勝つる!」と歓喜したのも束の間、数ヶ月で新たな問題が発生しました。
悲報:汗で劣化
鉛筆ホルダーは金属製。ゲームに熱中して手汗をかくと、こちらも表面が錆びてきて使いづらくなってしまいました。
「aibowタッチペン」を購入してみたところ
途方に暮れた私は、藁にもすがる思いでインターネットの広大な海へと漕ぎ出しました。「タッチペン 安い 高評価」などのキーワードで検索を続けるうち、ある商品が目に留まります。
それが、「aibow(アイボウ)タッチペン」でした。
驚くべきはそのコストパフォーマンス。なんと3本セットで、さらに交換用のペン先まで3個ついてくるという破格の安さ。ネットでのレビューも上々で、「これなら失敗しても痛くない」と、すぐさま購入を決意しました。
数日後、手元に届いたaibowタッチペン。しかし、この出会いが、私のタッチペン人生を大きく変える「革命」の序章に過ぎなかったことを、この時の私はまだ知る由もありませんでした。
奇跡の合体! aibowの軸 × Su-Penのペン先
期待に胸を膨らませ、早速aibowタッチペンを試してみました。そのままでも、値段を考えれば十分すぎる性能です。しかし…やはり、あの問題が立ちはだかりました。
aibow単体では超えられない「ガラスフィルムの壁」
そう、NIMASO製ガラスフィルムとの相性です。
Su-Penの滑らかさに慣れきった私にとって、aibowのペン先は少し引っかかりを感じるものでした。反応が悪いわけではないのですが、Su-Penのようにスムーズには動かず、少し力を入れないと反応が悪いという感じ。
「ああ、やっぱりダメか…。この書き味だけは、Su-Penじゃないと再現できないのか…」
諦めかけたその時、ふと頭にある考えがよぎります。
💡
天啓、来たる。
「待てよ? aibowの『軸』は悪くない。問題は『ペン先』だ。そして、手元には最高の『Su-Penのペン先』が余っている…。これ、もしかして…合体できるんじゃないか?」
「aibow の軸× Su-Penのペン先」の組み合わせで最高のタッチペン、爆誕。
後で知ったことですが、実はネット上では既に多くの先人たちがこの「aibow × Su-Pen」の組み合わせを試し、その有効性を報告していました。
やり方は驚くほど簡単。
元々ついていたaibowのペン先を取り外して、軸だけの状態にします。
そこかSu-Penのペン先aibowの軸に取り付けるだけで使うことができます。
画像のような感じでaibowの元のペン先を入れた時みたいに綺麗にハマってる感じではなく、少し飛び出る感じになり多少不恰好になってしまいますが、ズレなどもなくしっかりハマっていて反応もちゃんとします。
- aibowタッチペンのペン先(銀色のリングごと)を、くるくると回して外す。
- Su-Penの交換用ペン先ユニットを、同じようにくるくると回して取り付ける。
- …完成!
息を飲んで、生まれ変わったハイブリッドペンを握りしめ、スマートフォンの画面に滑らせてみました。その瞬間、私は思わず声を上げました。
「これだ…! この書き味だ…ッ!!」
そこには、懐かしくも新しい、完璧な書き心地がありました。aibowのしっかりとした軸のホールド感と、Su-Penの滑らかなペン先の走り。二つのペンの長所だけが融合した、まさに「理想のタッチペン」が、私の手の中に誕生したのです。
メリット・デメリットまとめ
もちろん、このカスタムにも完璧ではない部分もあります。正直にメリットとデメリットをまとめてみましょう。
項目 | 評価 |
---|---|
👍 メリット |
|
👎 デメリット |
|
見た目の不格好さは確かにありますが、それを補って余りあるほどのメリットです。
タッチペンとしてはしっかりSu-Penの使い心地で使えます。
あなたもできる!Su-Pen延命カスタム術
この素晴らしい体験を、ぜひSu-Penを愛する多くの仲間たちに伝えたい。「合わせ技」を試すための具体的な情報と、タッチペンをより長く愛用するための知識をまとめました。
この「合わせ技」が使える条件
まず、重要なのはペン先と軸のネジの規格が合うかどうかです。私が確認できた組み合わせは以下の通りです。
- 対応するSu-Penペン先: 私が使っている「R201S-2」(ミニペン先)は確実に対応します。他のモデルのペン先(P201Sシリーズ用など)も、ネジのサイズが同じであれば流用できる可能性が高いです。
- 対応する軸: 私が購入した「aibow タッチペン(3本セット)」の軸。aibowは様々なモデルを出していますが、ペン先が交換できるタイプであれば、多くが対応可能と思われます。
⚠️ ご注意ください ⚠️
この方法はメーカーが推奨する使い方ではありません。試す場合は、お使いの機器に何らかの不具合が生じる可能性もゼロではないことを理解の上、完全に自己責任でお願いいたします。
タッチペンを長持ちさせるためのメンテナンス術
お気に入りのペンを長く使うためには、日々のメンテナンスも重要です。私が4年間の経験で学んだ、ちょっとしたコツをご紹介します。
- ① ペン先の掃除: ペン先の導電性繊維にホコリや皮脂が付くと、反応が鈍る原因になります。定期的に乾いた柔らかい布で優しく拭き取ったり、セロハンテープなどでペタペタとホコリを取ってあげると、感度が復活します。
- ② 湿気を避ける: 私が鉛筆ホルダーで失敗したように、湿気はタッチペンの大敵です。特に手汗をかきやすい人は、ペンを使った後に乾いた布で軸を拭いてあげるだけでも、劣化の進行を遅らせることができます。
- ③ 使わない時はキャップをする: aibowのペンの多くにはキャップが付属しています。使わない時はキャップをしておくだけで、ペン先を物理的なダメージやホコリから守ることができます。(組み合わせた場合は、ペンキャップは使えなくなります)
まとめ
4年間愛用したSu-Penの突然の崩壊から始まった、今回のタッチペン騒動。
一時はどうなることかと思いましたが、結果的に「aibowの軸 × Su-Penのペン先」という、最高の解決策にたどり着くことができました。
この記事のポイント
- 長年愛用したSu-Penの軸が経年劣化でボロボロに…。
- 安価な「aibowタッチペン」を購入するも、ガラスフィルムとの相性がイマイチ。
- ダメ元でaibowの軸にSu-Penのペン先を装着したら、ネジの規格がピッタリ合致!
- 見た目は少し不格好だが、書き味は完全復活! 最高のコストパフォーマンスを実現!
- Su-Penミニのペン先(R201S-2)ユーザーは、試してみる価値オオアリです!
高価なものをそのまま買い替えるのではなく、安価な製品と組み合わせて、自分だけの最高のツールを作り上げる。この「工夫する楽しさ」は、ガジェット好きにとって最高の喜びの一つではないでしょうか。
もし、あなたが引き出しの奥で眠っているSu-Penのペン先を持っているなら、ぜひこの合わせ技を試してみてください。数百円の投資で、あの最高の書き味が、あなたの手の中に蘇るかもしれません。