先日、引越しを控えた友人から、「新しい部屋は決まったんだけど、荷造りの段ボールって、みんなどうしてるの?」という相談を受けました。
引越し準備の中でも、必須アイテムでありながら意外とどうすればいいか分からないのが、この「段ボールの調達」ですよね。
やみくもに集め始めても、サイズがバラバラで使いにくかったり、逆に足りなくなってしまったり…。実は、この最初の段ボール準備が、引越しの成否を分けると言っても過言ではありません。
この記事では、
- 📦【計画編】まず知りたい!必要な段ボールの枚数とサイズ
- 🚚【調達編】無料で貰う方法から購入まで、入手方法を徹底比較
- 🙋【体験談】私が試して大成功した「最強の段ボール調達術」
- 🛠️ 段ボールと一緒に揃えたい、必須の梱包グッズリスト
など、引越しの段ボール調達に関する全てを、私の体験も交えながら分かりやすく解説していきます。賢く段ボールを準備して、スムーズで快適な引越しを実現しましょう!
📝【計画編】まず知りたい!必要な段ボールの枚数とサイズは?
段ボール集めを始める前に、まずは「どれくらい必要か」を把握することが、効率的な準備の第一歩です。
必要な枚数の目安は?
荷物の量は個人差がありますが、一般的には以下の枚数が目安と言われています。
間取り | 必要な段ボールの目安 |
---|---|
一人暮らし(ワンルーム / 1K) | 10~20箱 |
二人暮らし(1LDK / 2DK) | 20~40箱 |
三人家族(2LDK / 3DK) | 40~60箱 |
荷物が多めの人は、上記の枚数にプラス5~10箱ほど余裕を持っておくと安心です。
段ボールの種類と上手な選び方
段ボールには様々なサイズがありますが、主にS・M・Lの3種類を使い分けるのがおすすめです。
- Sサイズ(100サイズ程度):本、食器、CD、DVDなど、小さくて重いものに最適。
- Mサイズ(120サイズ程度):衣類、調理器具、小物類など、最も汎用性が高いメインのサイズ。
- Lサイズ(140サイズ以上):クッション、ぬいぐるみ、寝具など、軽くてかさばるもの向け。
⚠️注意点
初心者がやりがちな失敗が、大きなLサイズの段ボールに本などを詰め込んでしまうこと。重すぎて持ち上がらなくなったり、底が抜けたりする原因になります。「重いものは小さな箱、軽いものは大きな箱」が荷造りの鉄則です!
🚚【調達編】どこで手に入れる?入手方法メリット・デメリット比較
段ボールの入手方法は、大きく分けて「無料でもらう」か「購入する」かの2択です。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
① 無料でゲットする派
引越し費用を少しでも抑えたいなら、無料でもらえる場所を積極的に活用しましょう。
【もらえる場所の例】
スーパー、ドラッグストア、家電量販店、ホームセンターなど
【メリット】
なんと言ってもコストがゼロ!
【デメリット】
サイズがバラバラ、強度が弱いものもある、衛生面が少し気になる、集めるのに手間がかかる。
【上手にもらうコツ】
- 狙い目の時間帯:スーパーやドラッグストアの「品出しが終わった後」の時間帯(午前中やお昼過ぎ)が、きれいな段ボールが出やすいタイミングです。
- 丁寧な声のかけ方:「ご自由にお持ちください」というコーナーがなければ、必ずバックヤードなどで作業している店員さんに「引越しで使う段ボールを少し譲っていただけないでしょうか?」と丁寧に声をかけましょう。快く対応してくれることが多いです。
- 避けるべき段ボール:野菜や果物が入っていたものは、汚れなどがついている可能性があるので避けましょう。また、卵やお菓子など、強度の弱い段ボールも引越しには不向きです。ペットボトルの飲料などが入っていた、固くてきれいな段ボールがおすすめです。
② 購入する派
手間をかけずに、質の良い段ボールを確実に手に入れたいなら購入がおすすめです。
【購入できる場所】
引越し業者、ネット通販サイト、ホームセンター
【メリット】
サイズが統一されていて強度も十分、衛生的、自宅まで届けてくれる(ネット通販の場合)。
【デメリット】
費用がかかる。
【それぞれの特徴】
- 引越し業者:見積もりを取ると、一定枚数を無料でサービスしてくれることが多いです。サイズが統一されているので、トラックに積みやすく、荷崩れしにくいのが最大のメリット。
- ネット通販サイト:Amazonや楽天、段ボール専門サイトなどで購入可能。引越し用のセットが割安で販売されており、自宅まで届けてくれるので運ぶ手間がありません。
- ホームセンター:1枚から購入でき、必要な時にすぐに手に入るのが利点。ただし、価格はやや高めで、自分で運ぶ必要があります。
🙋【体験談】私が試して大成功した「最強の段ボール調達術」
無料と購入、どちらにもメリット・デメリットがあって悩みますよね。そこで参考までに、私が最近の引越しで実践して大成功だった方法をご紹介します。
それは、「基本は引越し業者のサービス分」+「特殊な用途の箱をネットで追加購入」+「最後の微調整を近所でもらう」というハイブリッド方式です!
- まず、引越し業者から無料サービスでもらえる段ボール(Mサイズ20枚、Lサイズ10枚)を基本セットとしました。
- 次に、割れ物が多い我が家は、食器や本を詰めるための頑丈なSサイズ段ボール20枚セットをネット通販で追加購入。これが大正解で、安心して重いものを詰められました。
- 荷造りの終盤、「あと2~3箱だけ欲しい…」となった時に、近所のドラッグストアで声をかけて、きれいな段ボールを譲ってもらいました。
この方法なら、コストを抑えつつ、手間も最小限に、そして用途に合った質の良い段ボールを揃えることができます。ぜひ参考にしてみてください!
🛠️【準備編】段ボールだけじゃない!一緒に揃えたい梱包グッズ
段ボールが集まったら、荷造りを始める前に以下のアイテムも揃えておきましょう。これがあるとないとでは、作業効率が全く違います!
- ✅ ガムテープ:粘着力が強い「布テープ」がおすすめ。重ね貼りができる「クラフトテープ」も便利。
- ✅ 緩衝材(プチプチ):食器や家電など、割れ物を包むのに必須。なければ新聞紙やタオルでも代用可能。
- ✅ 油性マジック:中身や運び先の部屋を段ボールに書くために使います。複数色あると仕分けに便利。
- ✅ カッターとはさみ:テープを切ったり、段ボールを加工したりするのに使います。
- ✅ 軍手:手の保護と滑り止めに。
まとめ:計画的な段ボール準備が、引越し成功への第一歩!
引越し準備における段ボールの調達は、ただの作業ではなく、引越し全体の効率を左右する重要な「戦略」です。
【段ボール調達のポイント】
- ✔️ まずは必要な枚数とサイズを把握することから始める。
- ✔️ 「無料」と「購入」のメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を組み合わせる。
- ✔️ 「重いものは小さな箱に」の鉄則を守り、荷造りのしやすさを意識する。
- ✔️ 段ボールだけでなく、梱包グッズも忘れずに準備する。
計画的に準備を進めることで、荷造りのストレスは大きく軽減されます。この記事を参考に、あなたにとって最適な段ボール調達方法を見つけて、スムーズで快適な引越しを実現してくださいね!